違法オンラインカジノ店舗に想うこと
2013-08-03

こんにちは坂東です。

日本におけるカジノ合法化が進められている中、相変らずアンダーグラウンドな世界では裏カジノの世界が存在するようです。
店舗の入口に熱感知センサーを付けていたようですが、不謹慎な話、スゴいんだか、スゴく無いんだか微妙なところで笑えます。
結局、セキュリティーを強化したところで、警察が介入するまでに至った場合は誤魔化しようが無いわけで、罪を受け入れる前提ならば、意味の無いセキュリティを外し堂々と営業する位の方が良いのでは無いかと考えたりします。
一日平均30万円の利益、一ヶ月にすると900万円という稼ぎだったようです。18台のパソコンが設置されていたことから、一日に30人前後の来店として、客単価は2万円前後なのかな?
リスクの割には儲からないような気がします。来店する顧客の方々もリスクが高いわけで、それならば自宅でオンラインカジノを楽しむ方が良いのでは無いかと考えます。

7月26日(MSN産経ニュース):
インターネットで海外のカジノサイトに接続し、客に賭博をさせたとして、大阪府警保安課は27日、常習賭博容疑で、大阪市北区兎我野町の違法カジノ店「エンドレス」を摘発し、住所不定の自称経営者、小貝光志朗容疑者(27)ら3人を逮捕したと発表した。
府警によると、店は雑居ビル6階で2月から開業。口コミで客を集め、半年間で計約5400万円の利益を上げていた。
出入り口に熱感知センサーやカメラ付きのインターホンを設置し、一見(いちげん)の客は入店できないようにしていた。
店には計18台のパソコンを用意。オンラインでスロットやポーカー、バカラなどのゲームができる仕組みだった。
逮捕容疑は26日午後8時半ごろ、同店で男性客(45)に1点100円で現金を賭けさせ、パソコンのスロットゲームをさせたとしている。いずれも容疑を認めているという。府警は違法カジノで得た金の流れを調べている。

MSN産経ニュース「入り口に熱感知センサー「一見客お断り」 大阪・キタの違法オンラインカジノ摘発」より


このような形で違法カジノは日本中に存在するようです。
個人的には中途半端な状況を続けるより、合法化に走ることで違法性のあるカジノが撤廃され、適切な税金を徴収し、健全なカジノが広がっていくことの方が日本という国にとって意味があるかと考えます。
ちなみに、俗に言われる「オンラインカジノカフェ」はオンラインカジノで遊ぶこと自体に違法性はありません。この結果を受けて、店内で直接的に現金の受け渡しを行うことが違法になるというわけです。
オンラインカジノの仕組(海外のカジノからの送金)に関しては、現在の法律がインターネットの存在を前提としない時代に作られたものであり、「過去の判例が無い」ものなので、現状では違法とすることは難しいようです。「黒」では無いという言いかたが適切でしょう。
オンラインカジノを運営する側が、合法化の国で許可ライセンスを取得して運営しているものならば、違法にはならないと考えられます。テレビゲームなどでも世界のトップクラスの技術を誇る日本…日本がオンラインカジノ合法化となれば、多くの面白いゲームが誕生し、日本の国益にもなると考えるのは私だけでは無いと思います。