オンラインカジノの違法性
2012-11-15

こんにちは、坂東です。

ブログを書くのも三回目、少しずつ慣れてきました。
自分の伝えたいコトを伝えきれない歯がゆさを抱えながら、気合いを入れて書いてます。
少しでも役立てる情報を配信していきたいと思います!!

さて、オンラインカジノ…常識ある大人の方からすると、「違法じゃない?」と思われる方が多数だと思います。実際、私の第一印象も似たようなものでした。
そこで、知人の弁護士と飲む機会があったので、ざっくばらんに聞いてみました。

結論から言うと、違法でも無ければ、合法でも無いようです。
現行の法律でオンラインカジノは『想定外の存在』なので、何とも言えないそうです。
友人として相談しているので、名前は控えさせて頂きますが、友人の弁護士によると、現状では取り締まるに値する法律が見当たらないというのです。
例えば、日本の法律では賭博行為を刑法185条~187条によって禁止しているので、国内でカジノを開いたり、プレイすると違法行為にあたります。
しかし、オンラインカジノは基本的に日本の法律が及ばない諸外国に運営母体を持って、各国政府から運営許可書=ライセンスを受けて合法的に運営しているため、日本の法律で取り締まれないのです。
さらに、法律的な解釈を付け加えて説明するならば、日本人が海外でカジノでプレイする行為は賭博行為にあたりますが、違法ではありません。国外犯処罰規定(刑法第3条)という法律に該当しないからです。
よって、ラスベガスやマカオのカジノで日本人がプレイすることは全く問題になりません。
賭博罪(刑法185条~187条)の規定は、胴元とプレイヤーの両者を同時に立件するものなので、胴元が海外で運営許可を得て合法的に運営している限り賭博罪の適用は困難です。

このような事情によって、日本のオンラインカジノ利用者が逮捕されたことは過去に一度もありません。

但し『インターネットカジノカフェ』と称し、ネットカフェの業態で、オンラインカジノを使い、その場で現金の授受を行っていたとして逮捕された例はあって、従業員が賭博場開張等図利罪でなく常習賭博罪とされています。

結局、その場で現金の授受を行っていることが罪となったわけで、賭博場開張等図利罪は適用されていないわけです。

(TVのニュース番組より)
日本の法律は曖昧なものが多く存在します。
世論を筆頭に、その行為が悪質であると考えられれば違法の方向へ進むのが通例です。
各国政府から運営許可書=ライセンスを受けて合法的に運営しているオンラインカジノに関しては、海外のカジノで遊ぶものと変わらず、現状では新しい法律が施行されない限り逮捕することなどは難しいと考えられます。

なお、オンラインカジノには金銭を賭けるものだけではなく、金銭を賭けずに無料で遊べるものがあります。

いわゆる練習用として設置してあるものですが、こちらで遊ぶことに関しては、全くもって合法的にプレイすることができます。

以上は私の得た情報と見解であります。最終的には各人の責任で判断してくださいませ!