カジノ法案の現状

2015-06-19
政府は今月24日までの第189回通常国会の会期を9月27日まで95日間延長することを決めた。
戦後最長の会期延長幅となる。
安全保障関連法案を確実に成立させた後、カジノを含む統合型リゾート(IR)を整備する法案を審議するようだ。
安全保障関連法案の審議は7月中旬以降と予想されている。
その後、カジノを含む統合型リゾート(IR)を整備する法案は審議されるが、成立される可能性は極めて高い。

6月18日(時事通信)
超党派の国会議員でつくる「国際観光産業振興議員連盟」は18日、衆院議員会館で総会を開いた。
カジノを含む統合型リゾート(IR)を整備する法案の成立に向け、細田博之会長は「実現に向かって懸命に努力する」とあいさつ。
萩生田光一事務局長は「国会が延長になるようなので、時間が出てきた。この期間になんとしても成立させて日本にIRをきちんと立ち上げていく」と意気込みを示した。
時事通信「カジノ法案、会期延長し成立を=超党派議連」より
 

6月14日に菅官房長官と橋下大阪市長、松井大阪府知事が会談を持った際、カジノの有力候補地として菅官房長官の地元の横浜と橋下の大阪府を掲げたとか、カジノ解禁に向けて様々な情報が流れ始めている。
今期中に成立しなければ日本におけるカジノ解禁は大きなタイミングを外す形になるわけで、
カジノ開設を2020年の東京オリンピックに間に合わせるギリギリのチャンスを逃さぬよう、カジノ推進派は何としても成立に向けて動いてもらいたいものです。